東京湾納涼船
「え、東京湾納涼船って9月もやってるの!?」
今から東京湾納涼船に乗ると言ったら驚かれたが、9月どころか今年は10月10日まで開催されている。10月はもはや"納涼"じゃない気もしつつ、実は今回初めて9月に乗船して気付いたことがある。
9月のほうが人少なくて快適!!!
とりわけ我々のようなアラフォー以上世代にとっては、20代男女で溢れんばかりのカオスな真夏の船上より、落ち着いた雰囲気の中、ゆったり美味しくビールを飲み、東京湾の夜景を楽しむことができる今はむしろベストシーズンだ。
「でもやっぱり、浴衣女性たくさんいるほうが盛り上がるし」という方、ご安心ください。
↓
↓
↓
9月15日でもこんな感じでした(笑)(写真はMasaoさん撮影)
●日時 2016年9月15日(水)18:45~
●場所 東京湾納涼船
せっかくなので私も竹芝ターミナル内「ゆかたショップ」でレンタル。
若い子向けの柄しかないかなと思っていたんだけど・・・
実はシックな柄もたくさん。
プロの方に着付けていただき、こんな感じになりました(注:よく誤解されていますが、当サイト管理人は♀です)
乗船列の先頭集団に並び、まっさきにトップデッキへ。毎回トップデッキ後方左右に何か所かある、コップ差し込めるミニテーブルがついた柵のあたりを陣取っている。
カップ持ったままは大変だし、おつまみを買っても置く場所がないと辛いので。トップデッキなら夜景も満喫できる。
まずは乾杯!(写真はMasaoさん撮影)
今回は全部で8名。うち5名が東京湾納涼船初体験だった。
日本語勉強中の中国人語学留学生・任さんとツーショット。
トップデッキはこんな感じ。
9月中旬かつ空模様怪しかったにもかかわらずこれだけの人が来ているのはすごい。
ただ7・8月のピーク時に乗船した人ならわかると思うが、混雑度はかなり解消されている。ビールを取りにいくのすら億劫になってしまう真夏の人混みを思うと、普通にまっすぐ歩けるし階段もサクサク上り下りでき、ストレスは全くない。
そして浴衣でも寒さはない。
むしろ程よい涼しさだ。乗船前に汗だくになってしまう8月より浴衣を着てくる負担も少ないだろう。
今回トップデッキ右舷側に陣取ったので、ベイサイドの夜景が目の前に。
最初のハイライトはもちろんレインボーブリッジ。
納涼船全体での乾杯がここで行われる。
「夜景にカンパイ!!!」
夜間も絶え間なくコンテナの積込み作業が続く品川埠頭(写真はTomakiさん撮影)。
食券を買いおつまみを仕入れに船内に(写真はTomakiさん撮影)。
8名だったので1人300円ずつ集めて2,500円分の食券に前回の残り500円を足して3,000円分。オードブルやウインナーの串刺しなど、暗めのトップデッキでも食べやすそうなものをセレクトした。
ひょうきんなキャラクターで毎回人気のお兄さんの多国籍料理コーナーでケバブも。
ビールやソフトドリンクは飲み放題だが、他に日本酒などの有料販売もある。
この日は中秋の名月。
空模様はいまひとつだったが、出航からまもなく、雲の合間にのっそり顔をだしてくれた。東京湾上でみる名月。
羽田空港からは次々飛行機が飛び立つ。
地上からは見る事のできないこの風景、何度見ても興奮させられる。
次第にヒートアップしてゆく船上。
ここにはまだ、夏が残っている。
羽田の少し先をぐるっとまわり込み、再びレインボーブリッジとお台場が見えてきた。
お台場の夜景も見事だ。
フジテレビ本社の壁面イルミネーション、この日は青と白。
土日祝日にはショーも展開される。
●GLITTER8 Official Site - フジテレビ
最後の30分はステージ前で弾ける!
初乗船組もびっくりするゆかたダンサーズのステージ。
ご一緒させてもらった「日曜アーティストの工房」運営Tomakiさんはこんなコメントを。
東京湾納涼船に初めて乗った。なにやら、今まで知らなかった不思議な世界に迷い込んだような。クラブとビーチと盆踊りを全部まぜこぜにしたみたいな雰囲気だった。あと、飲み放題のビアガーデンと。アイドルのライブも。音楽もトップガンからヤングマンまで、いやホントなんなんだ、この空間は。面白すぎる。
●東京湾納涼船に初めて乗ったら不思議な気分 : 日曜アーティストの工房
いやほんと、そうだなあと。
そして帰港。
東京湾納涼船は、ふたたび定期航路を走るさるびあ丸として伊豆七島に向かう準備が始まる。
こちらは橘丸。
三宅島・八丈島に向かう新しい船で、昨年青ヶ島に行く際に乗った。
なお来週9月19日からは、ハロウィンクルーズが始まる。
10月1日からの最後の10日間はスペシャルサンクスウィークとしてWEB予約限定・各日1000名限定の割引もあるので、今から乗船する人は公式サイト要チェックだ。