東京ビアガーデン情報館<2017年版>~人気の都内ビアガーデン・ビアテラスを探そう!

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[番外編]山崎蒸留所見学レポート(4)超プレミアもの贅沢飲み比べ

写真「他では滅多に飲めないですから」
Mさんがリング綴じのバインダーメニューを開いて、どれを飲んでみたいですか?と聞く。

うーむ、ウィスキー素人が、こんなの飲んじゃっていいのだろうかと躊躇する自分。


見学客用のメインホールのようなところ(山崎ウィスキー館)に、テイスティングカウンターがある。ここでは、街中で飲むよりもずっと手頃な価格で、プレミアもののウィスキーを飲むことができる。・・・というか、街中では飲みたくてもなかなかないだろう希少なものを体験できる場所だ。

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吹き抜けの明るいスペースで、大きなガラスの向こうはテラス。外の丸テーブルでゆったりくつろいでいる人、ウィスキーの色を見ているのか、空に向かってグラスを掲げている人などいろいろ。

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・・・それより、何を飲む?

山崎25年 ¥2,000
山崎18年 ¥500
山崎12年 ¥200
山崎10年 ¥100

「ここでしか飲めないものにしましょう」

決めかねている自分達に代わって、Mさんが注文をしてくれる。
こういう時、3人いるとやっぱりいいね。
いくつも注文して、一緒に少しずつ楽しめる。

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木のお盆にグラスが3つ。
ひとつずつ、小さなラベルにどのウィスキーかが書かれた形で運ばれてくる。

写真奥(右)のものから・・・

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山崎18年。
楽天で検索するとボトル18,000円前後のものだ。
バーだと・・・と思って探したけど、やっぱりどこも12年しか載っていないなあ。

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山崎25年。
こちらも何となく楽天で検索してみると・・・ひゃー!びっくり。在庫があるのは9万円と10万円のお店だけだ。

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そして響30年。
楽天で在庫あるところは・・・山崎25年と同じくらいの価格帯。

確かにお店で普通に飲んだら一杯5000円という話は納得。

「実際にはお店で飲もうとしても、普通のところでは置いていないですよ」

・・・そりゃそうだろうなあ。

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で、お味。

おいしい。
相変わらず味ボキャブラリーが乏しいのでどう表現していいのかわからないんだけど、なんというか、勝手に顔がにこにこしてしまう香りと味。

自分は真ん中の、少し甘さが強めの山崎25年の初体験の味が、新鮮で気に入った。
といっても、古いものがおいしいということではなく、やはり好みだそうで、Mさんは確か、山崎18年が一番好きで、次は山崎12年といっていたような気がする。

で、もう一杯飲むとしたら・・・響かなあ。

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順番に一巡した後、ウィスキーと同じ量の水・・・天然水?で割る。
香りが広がり、また違う楽しみがあるのだという。

うん、うん。
実は水割り、「水で割って薄める」って思っていたんだけど、こうして飲み比べてみると、単純にそんなことでもないのだとわかる。確かに別ものとして楽しめる。

ワインでも日本酒でも何でもそうなのだろうけど、ただ飲み会でわーっと盛り上がりながら飲むだけじゃなく、こうしてじっくり、お酒を知って楽しむために、じっくり飲み比べてみたり、カルチャースクールなどで勉強してみたりっていうのも、すごくいい経験になるのかもしれない。知識って面白い!としみじみ。

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「他にもいろいろな飲み比べができますよ」

と、先ほど展示コーナーで解説をしてくれた案内係の女性。

ブレンドをする前の原酒の飲み比べで、樽によってどのくらい味・香りが違うのかを比べてみる。スモーキーなもの、あとシェリー樽のものを注文。

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原酒もそうだけど、さらに「ここでしか飲めないもの」といえば、先ほど蒸留器の見学コースで見た透明無色の「ニューポット」。ライトタイプ、ミディアムタイプ、ミディアムヘビータイプがあり、アルコール度数は58度。70度のものを少し落としてあるのだとか。こちらもライトとヘビー2種類を飲み比べ。

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・・・ということで、さらにグラス4つが到着。
なんだか気分だけ「ブレンダー」。

ちょっと離れたところのお客さんの視線を軽く感じる。

グラス多すぎかな?
ひとりは鮮やかな緑の着物だし、3人でやたらデジカメ撮りまくっているし、妙に盛り上がっているし、ちょっと普通の見学客っぽくなかったのかも(ブロガーのサガってやつです・・・)。

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やはり一番強烈な印象として残ったのは、ニューポット。
まず第一に・・・アルコールきつい(^_^;
58度をストレートで飲むことは普通しない・・・ズブロッカも好きなんだけど、あれだって一般のものは40度だ。

もうひとつ。
ライトとヘビーで味が全く違ったこと。

ヘビーは、やはり口に含んだ瞬間にぴりぴりっとしびれるほどアルコールが強いんだけど、それでも麦汁の味(もろみ?)もしっかり感じられて、飲み終わった後に今度はじわじわと甘みがでてくる。ちょっと不思議な初めての感覚。

最後残ったものも、全部飲んでしまった。

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気づくと閉館時間。
いつの間にか自分達だけになってしまっていた。

まずい!早くでなくちゃ・・・と思う前に、あ、シャッターチャンス!と思ってしまうあたりが少々病気なんだけど、五感への気持ちい刺激を感じながら、こんもりビオラな気分で山崎蒸留所を後にする。

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帰りは再び、ショートカット道。
後ろから来るサハラさんの姿を激写しようと、カメラを構えて後ろを振り返ったら・・・

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(o_ _)ノ彡☆
 
 
なんとサハラさんもカメラを構えてこちらを見ていた。

昨年、NY研修を一緒した夢子さんには、ビール友達と言われた。


先月に続き、今月もWさんと旅することができた。
何日いっしょにいても楽しい。気があう。
そのことについて冷静に考えてみると
多分、気があうのはビールを飲む間隔があっているからだ


おいおい、気が合うのはビール間隔だけが理由かよ(笑)!と、一人大受けしながらブログに突っ込みを入れていたんだけど、確かに、人見知りな自分が馴染める人というのは、何か間合いが同じものをひとつふたつ持っている人なんだろうなと思った。

サハラさんとは、感嘆ポイントとカメラを構えるタイミングが妙にかぶることを今回の旅行で知った。


+++


山崎蒸留所見学レポートは以上。

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京都・大阪在住でウィスキー好きな方、暇な時に足を伸ばしてみたら面白いかも。シングルモルトブームが静かに広がりつつあるなんて話もあるので、今のうちにちょっとお勉強しておくのもよさそげ。

そういえば、山崎蒸留所でしか買えないシングルモルトウィスキー。

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誰かのお土産にしようかなあ・・・と思ったけど、それもちょいもったいない。

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他のどこでも買えないボトル。
これはやっぱ山崎蒸留所訪問記念に飾っておかなくちゃね!

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味や香りの説明が書かれている。


山崎蒸留所伝統の麦芽由来のモルティーな香り、樽由来の甘く華やかな香りが広がり、味わいも木桶発酵ならではの厚みが加わってまろやか。アフターテイストにウッディネス(熟成木香)が心地良い余韻を奏でます。最初の1杯は、ぜひ、ストレートで、2杯目は・・・(以下略)


ふむふむ。

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香りだけちょっと・・・

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って香りだけで止めるのは難しく、やっぱり飲んじゃいました。
うん。おいしいです。


謎の宿「UNO HOUSE」の話や、先斗町の夜の話はまた改めて(あ、お茶会も)。

執筆者:東京ビアガーデン情報館管理人 和田