東京湾納涼船
●場所:東京湾納涼船
●日時:2015年7月1日(火)18:45~
初日プレスデーにご招待いただき、さっそく乗船してきたのでレポートしたい。
毎年公募で決まる「ゆかたダンサーズ」。
今年はこの8人だ。
メディア関係者から何かメッセージをと求められ、どんなポーズとメッセージにするか相談しているのだが、皆明るくてかわいい。
今夏、この納涼船のデッキで元気に踊ってたくさんの思い出を作るのだろう。公式サイトにはプロフィールも掲載されているので、乗船する人は是非チェックしておこう。
イベントステージがあるAデッキ後方には、こんな丸テーブルと椅子もある。
奥に見える橋は勝鬨(かちどき)橋で、月島の高層マンション群が見える。そこから隅田川をずっと登っていくと浅草だ。東京スカイツリーも遠くに見える。
一般客が入る前の広々したAデッキ。
ステージが始まるとここは浴衣姿の乗客でぎっしりに。ビールを運ぶのも大変なくらいになる。
ビールもソフトドリンクもワインも飲み放題!
2時間前後も好きなだけ飲めて大人一人2,600円というのは本当に安いと思う。
お料理もいろいろ。
最初に乗ったのは10年近く前だが、年々新しいお料理も増えてバリエーション豊富になってゆく。
300円から500円くらいのものが多く、事前に食券を買っておき引き換える方式。使いきってしまったら船内にも食券売り場がある。
毎年陽気なシシケバブ売り場のおにいさん。
右側の人は、去年より痩せた気がする(2014年レポートはこちら)
お寿司も。
そして乗船開始。
早くに列に並んでいた人達は、Aデッキ後方のテーブル争奪戦に。
一瞬でなくなった。
出航前のレインボーブリッジ。
空も海も淡い紫色に染まり幻想的だ。
隅田川方面を見ると、高層マンションにも灯りがともり、じわじわと夜景モードへと移行してゆく。厚い雲が空を覆っているが雨はあがり、水面を吹く風も気持ちがいい。
トップデッキにあがると、既に浴衣の人・人・人!!!
花火大会だって、ここまでの浴衣密度にはならないと思う。そして女子比率が非常に高い。
定刻出航!
どこまでも続く沿岸の夜景が美しい。
東京タワーに盛り上がる人達。
スマホのシャッターが一斉に切られる。今年は自撮り棒持参の人も多いようだ(混み合っているので取扱には注意必要)。
ほどなくして最初のハイライト、ライトアップされたレインボーブリッジに。
放送も流れ、橋の下をくぐる瞬間、乗客皆で一斉に「乾杯」!
そしてステージでは、ゆかたダンサーズによる最初のダンスが始まった。
初日の緊張も感じさせない素敵な笑顔。
しばらくトップデッキ&Aデッキに滞在し、ビールをたらふく飲み、羽田空港を離発着する飛行機を眺めた後、Cデッキのレストランダイニングへ。
事前予約が必要だが、ここでは伊豆七島の食材を使った島の料理を詰めあわせたお料理がいただける。
「島からのお惣菜、いろいろ」と書かれた木の重箱がテーブルの上に置かれていた。
なかなかわくわくさせてくれる演出だ。
おおっ!
これは美味しそう!!!
一番上の重箱には揚げ物中心におつまみにぴったりなお料理がぎっしり。
さらに白い巻き貝に入ったサザエやコロッケなど。
そして八丈島で以前よく食べた島寿し。
デザートは柿とマンゴーだ。
これで4人前。
かなり豪華で、見ているだけで楽しくなってくる。
初めて見た緑色のおいなり。
抹茶が練りこまれているとのこと。
一品一品がとても精緻。
緑の葉は明日葉だろうか。
このライスコロッケ、ちょっとピリ辛のサルサソースが絶品。
伊豆七島にまた行きたくなるお料理の数々。
前半は上のデッキで夜景満喫しながら飲み、後半ぐるっとまわったあたりでCデッキに降りてきて、後半はゆっくり食事を楽しむなんてのもいいだろう。もちろんここでもビールやサワー、ソフトドリンクが飲み放題だ。
食べ終わった後、再びAデッキに戻るとダンスタイムが既に始まっていた。
ステージ前は人いっぱい!!!
デッキ後方の広いスペースでもダンスを披露してくれるゆかたダンサーズ。
若い女の子もおじさんも一緒に踊る。
最後の曲は「明日があるさ」。
乗船開始から2時間半以上。
盛り上がった初日も終わり船からおりたものの、興奮の熱気は収まらず周辺は浴衣姿の人達で溢れかえっていた。
東京湾納涼船は、雨天でも運航する。
7月後半になると当日券はなく予約するのも難しい日が増えてくるので、行くなら早めがオススメ。
夏の思い出を船上で作ってみてはどうだろう。